- 現在の穴の状況は?
- 陥没場所を地図で示します
- 八潮市道路陥没に関する交通規制について
- 下水道の状況【最新情報】:下水道使用自粛のお願い(2月12日12時終了)
- 都市ガスの状況
この記事では、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故について、現場の正確な場所や現在の状況、そして周辺住民への影響を詳しく解説します。
2025年1月28日に発生したこの事故は、県道松戸草加線中央一丁目交差点でトラックが転落し、運転手の安否が不明となる深刻な事態に発展しました。
穴は徐々に拡大し、幅約40メートル、深さ15メートルに達しており、救助活動も難航しています。
また、この事故により周辺住民には下水道使用制限や避難指示が出されるなど、生活への影響も広がっています。
この記事を通じて、最新情報や事故の背景、今後の対応策についてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
八潮市道路陥没!現場の場所はどこ?交通規制やインフラの復旧状況

埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故について、以下に詳細を整理してお伝えします。
事故の概要
2025年1月28日午前10時頃、八潮市中央一丁目交差点付近で道路が陥没しました。
事故当時、陥没の規模は直径約10メートル、深さ約10メートルと非常に大きく、走行中のトラックが転落し、運転手が救助を待つ状況となっています。
陥没の原因
陥没の原因は、地下約10メートルに埋設された下水道管の破損とみられています。
この下水道管が腐食し、土砂が流入したことで地中に空洞が発生し、道路が崩壊した可能性があります。
現在の穴の状況は?
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故について、現在の状況をまとめます。
穴の規模と状態
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故の最新状況では、陥没した穴は幅約40メートル、深さ最大約15メートルに達しています。このうち、下から約8メートルが土砂で埋まっている状態です。穴の中では水の流入が続いており、硫化水素の発生や地盤の不安定さが救助活動の大きな障害となっています。
現在、運転席部分とみられるものが下水道管内で確認されており、捜索は穴の中から下水道管内へと移行しています。地表から細い穴を掘り、小型カメラを用いて内部を調査するなど、安全を確保しながら慎重に進められています。
陥没場所を地図で示します
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故の場所は、県道松戸草加線の中央一丁目交差点付近(住所:八潮市二丁目487付近)です。

避難区域と警戒区域の詳細:住民に必要な情報を確認
この交差点は、松戸草加線、潮止通り、浄水場通りが交わる地点であり、交通の要所となっています。
事故発生当時、事故現場は直径約10メートル、深さ約10メートルの大規模な陥没が確認されており、周辺地域には避難指示が出されています。また、現場周辺では交通規制が実施されており、通行が大幅に制限されています。
以下の地図は、八潮市オンラインからの抜粋です。
事故発生当初は半径200メートル以内の住民に避難勧告が出されていましたが、現在では以下のように区域が再設定されています
避難区域と警戒区域

また、通勤時間帯などは現在も渋滞が発生している様子ですので、十分ご注意ください。

八潮市道路陥没に関する交通規制について

最新情報はこちら↓↓↓
以下、埼玉県ホームページ:八潮市道路陥没に関する交通規制について
八潮市の道路陥没事故を受けた交通規制状況をお知らせします。
通行止め箇所
県道松戸草加線中央一丁目交差点内で陥没事故が発生しており、中央一丁目交差点を中心に県道松戸草加線及び各周辺市道において通行止めを実施しています。
草加⇔三郷方面を通行する場合の迂回路↓↓↓
草加・三郷方面へ通行する場合は、周辺の県道をご利用ください。
広域迂回路
八潮市内を通過する際には、国道4号や国道6号、国道298号等を利用した広域迂回をお願いします。
埼玉県や八潮市の公式ウェブサイトで随時更新されています。道路利用者には引き続き安全運転と協力が求められています。
東武バスの公式サイトからの情報です
八潮市「中央一丁目」交差点の陥没事故による迂回運行について(1/29 11:30更新)」
住民や利用者への注意事項
- 規制区域を避けるため、車両利用者は国道4号線や他の主要道路への迂回を推奨します。
- バス利用者は公式ウェブサイトや停留所で最新情報を確認してください。
- 歩行者も安全確保のため、規制区域への立ち入りは避けてください。
交通規制は現場復旧作業の進展状況に応じて変更される可能性がありますので、最新情報は八潮市役所や埼玉県警察の公式発表をご確認ください。
ライフライン:下水道/都市ガス等
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故に関連するライフラインの状況について、都市ガスと下水道の復旧が進んでいます。
都市ガスは事故発生直後の1月29日に一部地域で供給が停止されましたが、2月1日午前9時までに全ての供給が再開されました。
一方、下水道については、約120万人を対象に使用自粛要請が出されていましたが、代替手段が整備されたことを受けて、2月12日正午に自粛要請が解除されました。
これにより、地域住民の生活基盤は徐々に回復しつつあります。
下水道の状況【最新情報】

【最新情報はこちら(埼玉県HP)】>下水道の使用自粛のお願いの最新情報
中川流域下水道使用自粛範囲(2月12日12時終了)
破損と使用制限
八潮市で発生した道路陥没事故により、中川流域下水道管が損傷し、土砂で埋まったため、下水の流れが遮断されています。
この影響で、八潮市を含む12自治体、約120万人に対して下水道の使用制限が要請されています。具体的には、お風呂や洗濯などの排水を控えるよう呼びかけられています。
使用制限は「当分の間」とされており、復旧には時間がかかる見込みです。
【下水道使用自粛のお願いの終了について】
代替手段が整いつつあるため、2月12日(水曜日)12時から下水道使用の自粛のお願いは行わないこととしました。
皆さまの御協力に感謝申し上げます。
なお、今後、大雨等により汚水が溢れる可能性がある場合には、再度お願いする可能性があります。
応急措置
下水の流量を減らすため、汚水を応急処理(塩素投入)した上で、新方川や中川に緊急放流する措置が取られています。
節水も救助活動を支援する一環とされており、住民には引き続き協力が求められています。
※詳細は八潮市ホームページを参照してください。
【2月11日午後6時更新】下水道の使用自粛のお願い(2月12日正午終了)
埼玉県より、代替手段が整いつつあるため、2月12日(水曜日)正午から、下水道使用の自粛のお願いは行わないとの連絡がありました。
これまで皆様には、ご協力いただきありがとうございました。
なお、今後、大雨などにより汚水が溢れる可能性がある場合は、再度お願いする可能性がありますが、その際はご協力をお願いします。
詳しくは、県ホームページ(外部サイト)をご確認ください。
都市ガスの状況
供給停止と再開
陥没事故直後、安全確保のため八潮市中央2丁目や木曽根など一部地域で都市ガス供給が停止されました。影響を受けた世帯は最大130戸に及びます。
その後、復旧作業が進み、2025年2月1日までに全ての地域で都市ガス供給が再開されました。
住民の避難状況について
埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故に関連する住民の避難状況について、最新情報を以下にまとめます。
住民の避難状況
避難世帯と人数: 現在、事故現場周辺の12世帯21人が避難生活を続けています。避難者は市が手配したホテルや「エイトアリーナ(鶴ケ曽根体育館)」で生活しています。
避難区域: 陥没地点を中心に半径31.5メートルが「避難区域」として設定されています。この区域内の住民には避難が要請されており、さらなる陥没の危険性があるため、引き続き警戒が求められています。
警戒区域: 避難区域より広い半径50メートル以内は「警戒区域」とされ、一部住民には自主的な避難が推奨されています。
避難生活の影響
生活環境
避難所では基本的な生活物資が提供されていますが、長期化する避難生活により住民の精神的・身体的負担が増大しています。
ペット同伴での避難も可能ですが、一定のルールが設けられています。
インフラへの影響
陥没事故により通信インフラ(電話・インターネット)が一部利用できなくなっています。また、周辺地域では一時的に下水道使用制限が課されていましたが、現在は解除されています。
心理的影響
「自宅周辺で再び陥没が起きるのではないか」という不安を抱える住民も多く、日常生活への復帰には時間を要する見込みです。
今後の課題
救助活動や復旧作業にはさらに数か月を要する見通しであり、住民支援体制の強化が求められています。
県は「生活への影響の長期化を避けたい」としつつも、安全確保を最優先に対応しています。
陥没拡大防止や救助作業と並行して、住民の安全確保と早期帰宅に向けた取り組みが必要です。
八潮市では引き続き、住民支援と復旧作業を進めながら、安全な環境整備に注力しています。
参考 ≫ 八潮市道路陥没事故の復興はいつ?現状と進捗、復旧の見通しは?
現場の状況と救助活動

埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故における現場の状況と救助活動の最新情報について。
現場の状況
陥没現場は直径約40メートル、深さ15メートルに及ぶ大規模な穴が形成されており、トラックが転落した状態です。
下水道管の破損が原因とされ、硫化水素の発生や地盤の不安定化が救助作業を困難にしています。
運転席部分が陥没地点から約30メートル下流の下水道管内で発見され、その中に運転手が取り残されている可能性が高いとされています。
運転席の捜索方法と進捗
運転席の位置特定: 運転席部分は、陥没現場から下流約30メートルの下水道管内で発見されました。専門家による映像分析の結果、運転手が取り残されている可能性が高いと判断されています。
地表からの掘削作業: 下水道管内の硫化水素濃度や堆積物、水流の強さなど危険な状況が続いているため、地表から直下に穴を掘り、運転席を回収する方法が採用されています。この方法は安全性を考慮したものであり、現在も慎重に進められています。
バイパス工事: 下水道管内の水流を迂回させるためのバイパス工事が行われ、12日正午には下水使用自粛要請が解除されました。この工事により、水量を減少させることで捜索活動の環境改善が図られています。
小型カメラとドローンの活用: 地表から掘削した穴を通じて小型カメラを投入し、運転席内部や周辺状況を確認する作業も進行中です。また、ドローンを活用して下水道管内の詳細な状況把握が行われています。
課題と見通し
作業期間: 救助活動には約3か月を要する見通しです。地盤補強や湧水対策を並行して行いながら、安全性を確保した上で作業が進められています。
安全確保: 硫化水素や湧水など危険要因への対応が必要であり、作業環境の改善が引き続き求められています。
救助への期待: 消防や県当局は、可能な限り早期に運転手救出を目指していますが、安全第一で慎重に進める方針です。
現場では多くの困難が伴う中でも、技術的な手法を駆使して救助活動が進行中です。一刻も早い運転手救出と現場復旧が期待されています。
【地図】八潮市道路陥没!現場の場所はどこ?|交通規制やインフラの復旧状況:まとめ
1月28日に発生した八潮市中央一丁目交差点の道路陥没事故は、多くの皆様に衝撃と不安を与えた出来事でした。この記事では、陥没場所の地図、周辺住民への影響、そして事故に関する様々な情報をまとめました。
今回の八潮市で発生した道路陥没事故は、老朽化した下水道管の破損や軟弱地盤が主な原因とされ、周辺住民や交通に深刻な影響を及ぼしています。
救助活動は難航し、運転手の安否確認が進まない中で、穴の拡大や新たな陥没のリスクが懸念されています。
また、避難生活を余儀なくされている住民もおり、日常生活への影響が長期化する可能性があります。
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