2025年9月1日、トヨタが人気コンパクトカー「アクア」の大幅改良モデルを発表しました。
何より目を引くのは、プリウスやクラウンファミリーを彷彿とさせる、先進的な「ハンマーヘッド」デザインへの大胆な変身です。
SNSではすでに「ミニプリウスみたいでカッコいい!」「この顔は売れる!」といった声が多数上がっています。
この記事では、衝撃的なデザイン変更だけでなく、進化した走行性能、最新装備、そして気になる価格まで、生まれ変わった新型アクアの全てを、豊富な写真とともに解説します。
【写真】新型アクアがハンマーヘッド採用!2025年9月改良モデルの変更点、価格など詳細!

【写真で見る】衝撃のビフォーアフター!新型アクアの外観デザイン
「百聞は一見にしかず」です。まずは写真で、新型アクアがいかに劇的に変わったのかをご覧ください。
これが新デザイン「ハンマーヘッド」だ!
シュモクザメをモチーフにしたシャープなフロントマスクは、まさに最新のトヨタ顔です。

薄くシャープなBi-Beam LEDヘッドランプは、全グレードに標準装備。

最上級グレードの「Z」では、左右のヘッドランプをつなぐように一文字に光るセンターランプが追加され、夜間の存在感も抜群です。

旧モデルとの比較で見る進化
親しみやすい雰囲気だった旧モデルと比べると、新型のデザインは明らかにシャープで上質になりました。
フロントフェイスの印象が大きく変わったことで、より若々しく、先進的なイメージを強く打ち出しています。

サイド&リアビューも質感向上
サイドビューは従来のコンパクトなシルエットを維持しつつ、リアには全グレードにピアノブラック塗装のバックドアガーニッシュが採用されました。

これにより、後ろ姿も引き締まって見え、質感が高まっています。
新色「マッドバス」「グレイッシュブルー」をチェック
ボディカラーには、落ち着いた大人の雰囲気を醸し出す「マッドバス」と、爽やかで洗練された「グレイッシュブルー」の2色が新たに追加されました。
これにより、モノトーン9色、ツートーン4色の全13色から選べるようになり、選ぶ楽しみも増えています。
見た目だけじゃない!中身の進化点【5つのポイント】
デザインの進化に驚かされますが、日常使いでの快適性や運転のしやすさに関わる「中身」も着実に進化しています。ユーザーにとって嬉しい変更点を5つのポイントに絞って解説します。
ポイント1:全車標準装備!電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド
これまで上位車種に採用されてきた電動パーキングブレーキ(EPB)と、ブレーキペダルから足を離しても停止状態を保持するオートブレーキホールド機能が、ついに全グレードに標準装備されました。
信号待ちや渋滞時の運転負担が劇的に軽減される、非常に価値のある改良点です。
ポイント2:高級車並みの快適さ!トヨタ小型車初の「スムーズストップ制御」
停車する際の「カックン」とした揺れを抑制する「スムーズストップ制御」を、トヨタの小型車として初めて採用しました。
これにより、ドライバーだけでなく同乗者も快適な、上質な乗り心地を実現しています。
ポイント3:視界良好でさらに運転しやすく
運転席からの見晴らしを改善するため、ドアミラーの取り付け位置を後方に移動。
これにより、実質的な車幅が従来比で30mmも縮小され、狭い道でのすれ違いや車庫入れがさらに楽になりました。

ポイント4:大型化で見やすい!7インチメーター&10.5インチディスプレイ
ZグレードとGグレードには、フルカラーの7インチTFTメーターが標準装備され、視認性が大幅に向上。
さらにZグレードには、スマホ連携機能も充実した10.5インチの大型ディスプレイオーディオが標準で搭載されます。
ポイント5:駐車が苦手でも安心!進化した「アドバンストパーク」
スイッチ一つでステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトの全てを自動で操作してくれる駐車支援システム「アドバンストパーク」も設定。駐車に自信がない方でも、安心して車庫入れが可能です。
主要緒元とグレード別価格一覧
気になるスペックと、全グレードの価格を見ていきましょう。
主要緒元(スペック)
| 乗車定員 | 5名 |
|---|---|
| 排気量 | 1.5L |
| 燃費性能※1 (WLTCモード) | 33.6 [30.0] km/L ※[]内は4WD車 |
| ボディサイズ | 全長:4,080mm 全幅:1,695mm 全高:1,485 [1,505] mm ※[]内は4WD車 ※コンパクトのサイズ比較はこちら |
| KINTO取り扱いグレード | Z、G |
| 主な安全装備※2 | Toyota Safety Sense プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼夜]・自動二輪車[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式) レーントレーシングアシスト[LTA] レーンディパーチャーアラート[LDA] レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) オートマチックハイビーム[AHB] ロードサインアシスト[RSA] ドライバー異常時対応システム プロアクティブドライビングアシスト[PDA] 発進遅れ告知機能[TMN]ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト[SEA]ドライブレコーダー(前後方)パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)パノラミックビューモニターなど 各装備の詳細はこちら |

グレード別価格表
| グレード | 駆動方式 | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Z | 2WD | 2,857,000円 | センターランプ、10.5インチディスプレイなど最上級装備 |
| E-Four | 3,022,800円 | 雪道などでの安定性を高める4WDモデル | |
| G | 2WD | 2,658,000円 | 7インチメーターなど快適装備が充実した中間グレード |
| E-Four | 2,823,800円 | ||
| X | 2WD | 2,540,000円 | 電動パーキングブレーキなど基本装備をしっかり押さえたグレード |
| E-Four | 2,705,800円 | ||
| U | 2WD/E-Four | (月額利用料) | サブスクリプションサービス「KINTO」専用グレード |
※価格は2025年9月1日時点のトヨタ自動車発表によるものです。
新型アクアは「買い」か?こんな人におすすめ!
今回の改良で、アクアは単なる「燃費の良いコンパクトカー」から、「デザインも走りも装備も優れた、オールマイティな一台」へと大きく進化を遂げました。
結論として、新型アクアは以下のような方に強くおすすめできます。
- デザインを重視し、他とは違うスタイリッシュなコンパクトカーに乗りたい人
- 運転のしやすさと安全性を最優先に考え、毎日の運転を楽にしたい人
- 最新の快適装備を余すことなく活用し、カーライフの質を高めたい人
賛否両論ある「プリウス顔」への変身ですが、その中身は全方位に進化した実力派です。
今回の改良は、アクアが再びコンパクトカー市場の主役に躍り出るための、トヨタの強い意志の表れと言えるでしょう。購入を迷っているなら、ぜひ一度実車を見て、その圧倒的な進化を体感してみてください。
新型アクアに関する【10のQ&A】
- Q新型アクア、一番変わったのはどこ?
- A
- Q発売日はいつ?価格はいくらから?
- A
- Qこれまでのアクアと比べて、運転は楽になった?
- A
- Q内装で良くなったところは?
- A
- Q新しいボディカラーは追加された?
- A
- Q安全装備は進化した?
- A
- Qグレード構成はどうなっている?
- A
- Q燃費は変わった?
- A
詳細な数値の変動はありますが、クラストップレベルの優れた燃費性能は維持されています。ハイブリッドシステム自体の大きな変更はなく、引き続き経済性の高さが魅力です。
- Q旧モデルと比べて、サイズは変わった?
- A
全長・全幅・全高といったボディサイズに大きな変更はありません。**しかし、ドアミラーの取り付け位置の工夫により、実質的な車幅感覚は従来より30mmスリムになっており、取り回しやすさが向上しています。
- Q結局、新型アクアはどんな人におすすめ?
- A
「デザインの良いコンパクトカーが欲しい人」「運転の負担を少しでも減らしたい人」「最新の安全・快適装備を使いたい人」に特におすすめです。単なる燃費の良い車から、所有する満足感も高い、オールマイティな一台に進化しました。
まとめ:【写真】新型アクアがハンマーヘッド採用!2025年9月改良モデルの変更点、価格など詳細!
今回の改良で、新型アクアは単なる「燃費の良いコンパクトカー」から、所有する喜びと運転する楽しさを兼ね備えた「新世代のコンパクトカー」へと、まさにフルモデルチェンジ級の劇的な進化を遂げました。
最大の注目点である「ハンマーヘッド」デザインは、見た目の先進性だけでなく、トヨタがこのクルマにかける強い意志の表れです。
そして、その中身も伴っています。電動パーキングブレーキの全車標準化や、高級車由来のスムーズストップ制御といった新技術は、日常の運転を確実により快適で上質なものへと変えてくれるでしょう。
デザイン、快適性、安全性、そのすべてにおいてライバルを再びリードする存在となった新型アクア。
これまでアクアを選択肢に入れていなかった方にも、強くおすすめできる一台です。


