この記事では
・日産が社長を交代する理由はなぜ
・エスピノーサが次期社長に選ばれた理由はなぜ?
・エスピノーサの経歴は?
についてまとめました。
【日産】エスピノーサの経歴は?次期社長に選ばれた理由はなぜ?
日産自動車の社長・内田誠さんが退任することが決まりましたね。
日産といえば、つい最近までホンダと経営統合するとかしないとかでニュースになっていました。

次期社長にはメキシコ出身のイヴァン・エピノーサが就任することが決まりましたが、、、誰?
このエスピノーサはどんな経歴なのでしょう?
また、なぜエスピノーサが次期社長に選ばれたのか調査しました!
日産が社長を交代する理由はなぜ?
日産自動車の内田誠社長が2025年3月末で退任することが発表されましたね。
日産と言えば、カルロス・ゴーンさん。

懐かしいですね。
そのゴーンさんの後に社長に就任したのが内田さんです。

内田さんは2003年に日産自動車に入社し、様々な役職を経て2019年12月に社長兼CEOに就任しました。
入社16年で社長とは、、、社長就任時はまだ42歳だったんですね!
現在58歳とまだ現役世代の内田さんは、なぜ社長を退任するのでしょうか?
内田さんの社長退任の理由として、
・業績悪化
・経営責任を問う声が強まった
・ホンダとの経営統合交渉が破談
が挙げられるようです。
2025年3月期の日産の純損益は800億円の赤字に転落する見通しで、米国や中国市場での販売不振が深刻化していました。
さらに、ホンダとの共同持ち株会社設立交渉が破談に終わり、経営判断への疑問が社内外から浮上していたそうです。
内田さんの従業員からの信頼も失われたことで、内田さん自身が、「新しい経営体制に移行することが最善」と判断したと述べていました。
エスピノーサが次期社長に選ばれた理由はなぜ?
日産は業績低迷からの脱却と企業体制の刷新が急務とされています。
次期社長候補には、最高財務責任者(CFO)のスティーヴン・マー・パパンも後任候補として挙がっていました。

そんな中、エスピノーサが社長に選ばれた理由とは、「若さ」「愛」「実績」です。
「若さ」

エスピノーサは現在46歳!
「新しい視点で日産を再建する」という期待を集めています。
エスピノーサも
「日産にはまだ潜在力がある」
「企業の安定性と成長を取り戻したい」
と述べ、事業再生計画を具体化し、安定性と成長を取り戻すことを目指す意向を示しています。
「愛」
また、エスピノーサは日産愛が強いと言われています。
車への愛はずば抜けていて「カーガイ」と呼ばれているんですよ!
日産取締役会議長の木村康氏は、
「エスピノーサ氏は日産愛が強く、情熱とスピード感を持って日産の業績回復、さらなる発展をリードしてくれる資質がある」
と評価していました。
「実績」
エスピノーサは2003年にメキシコ日産に入社しました。
それ以来、東南アジアや中南米地域の商品戦略を担当するなど、商品企画やグローバル戦略の分野で豊富な経験を持ち、国際的な経験を積んできました!
データに基づく意思決定と市場ニーズを的確に捉える能力があるんです!

また、最高計画責任者として「アリア」の戦略的アップデートを指揮し、2024年度の世界販売台数を前年比15%増に導いた実績があります。
2024年4月からは日産全体の商品企画をまとめる役割を担い、内田さんは「商品や技術の強みを語ることにおいて彼が一番だ」と高く評価しています。
エスピノーサの経歴は?
46歳という若さで社長に就任するエスピノーサ。
メキシコ出身のエスピノーサは今までどんな経歴だったか気になりますよね。
エスピノーサは日産に就職して22年目なんです!
日産に就職するまで

エスピノーサは、1978年11月19日にメキシコで生まれました。
2001年にモンテレイ工科大学機械工学科を卒業後。
自動車市場調査会社「JATOダイナミクス」に就職し、市場データ分析をしていました。
2003年日産就職後

2003年には、メキシコ日産に入社し商品企画を担当。
それ以来、タイや日本の商品戦略を担当するなど国際的な経験を積んできました。
2014年以降は日産本社でグローバル商品企画を指揮し、革新的な製品開発や市場戦略をしてきたんです!
主な役職と実績

エスピノーサは、最高計画責任者として「アリア」などのEV戦略を指揮しました。
2024年度の世界販売台数は、前年比15%も増加しているんですよ!
2024年には日本でチーフ・プランニング・オフィサー(CPO)として商品企画全体を統括していました。
まとめ:【日産】エスピノーサの経歴は?次期社長に選ばれた理由はなぜ?
2003年にメキシコで日産に就職したエスピノーサ!
その「愛」と「実績」で46歳の「若さ」で、入社22年にして日本で社長に就任するとはすごいですよね!
ホンダと経営統合するとかしないとかありましたが、日産の今後に期待です!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。