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【大阪万博】メタンガスとは簡単に言うと?臭いや人体への影響は?

【大阪万博】メタンガスとは簡単に言うと?臭いや人体への影響は? ニュース

4月13日からついに開催される大阪・関西万博!

いろいろと問題点が指摘されていますね。

その中でも、最悪の場合多くの被害の出てしまう可能性のあるメタンガス、心配ですよね。

そこで今回は大阪・関西万博でのメタンガスの問題についてまとめました!

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2025【大阪万博】について

2025年4月13日から大阪・関西万博が、大阪市内の夢洲(ゆめしま)で開催されます。

4月13日から10月13日まで184日間の開催予定で、会場は大阪メトロ「夢洲駅」からすぐ。

「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマで、最先端技術や国際交流が体験できるイベントです

大阪万博のテーマは「未来社会のデザイン」で、「命を守る」「命をつなぐ」「命を輝かせる」という3つのサブテーマがあります。

感染症対策やリサイクル技術、AIを活用した生活向上のアイデアが紹介されるんです。

会場では、各国のパビリオンが未来の技術や文化を展示します。

例えば、日本館ではロボットがお茶を点てる体験や、環境に優しい都市モデルが見られる予定なんです。

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なぜメタンガスが発生した?

万博会場がある夢洲は埋立地だから

大阪万博会場でメタンガスが発生した理由は、会場が埋め立て地だからなんです!

地中の廃棄物からガスが発生しました。

会場となる夢洲は、過去に産業廃棄物などを埋め立てた土地なんです。

こうした埋め立て地では、分解された有機物からメタンガスが自然に発生することがあります。

昨年3月には、トイレの配管工事中に地下空間にたまったメタンガスに火花が引火して爆発しました。

この事故では床が破損しましたが、幸いけが人はいませんでした。

現在では、ガス濃度の測定を徹底し、換気設備も追加されています。

また、高濃度の場所では作業を中止するなど、安全対策が強化されました。

埋め立て地特有の問題でメタンガスが発生していますが、安全対策も進んでいます。

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メタンガスとは簡単に言うと?

メタンガスは、自然や人間の活動で生まれる「燃えるガス」

そもそもメタンガスってなんなの?って気になりますよね。

簡単に言うと、メタンガスは、自然や人間の活動で生まれる「燃えるガス」なんです!

メタンガスは、「天然ガスの主成分」で、沼や埋立地から自然に発生します。

料理に使う都市ガスの主成分でもあるんですよ!

メタンガスは、埋め立て地のゴミから自然に発生します。

例えば、生ごみが土の中で分解される時にも出るんです。

牛のゲップにもメタンガスが含まれているんですよ!

メタンガスは、二酸化炭素の25倍も地球を温める力があります。

「自然のエネルギー源」でもある反面、「地球温暖化の原因」でもあります。

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メタンガスのにおいは?

メタンガスは無臭

メタンガス自体は無臭です!

しかし、実際には「腐った卵のような臭い」を感じるかもしれません。

それは、沼地や生ごみ処理場では、メタンと一緒に硫化水素が発生するからなんです。

埋め立て地の地下でもメタンガスがたまると、周囲の物質と反応して臭いが生じる場合があります。

作業員は臭いを手がかりにガスの存在を確認することもあるんです。

腐った卵のような臭いがしたら、換気しながらすぐに離れるのが安全ですね。

また、都市ガスは元々無臭ですが、危険を察知できるよう硫黄系の臭いが添加してあるんですよ!

「ガス臭い」ってやつですね!

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メタンガスの人体への影響は?

メタンガス自体の毒性は低い

メタンガスは少量なら問題ありませんが、大量に吸うと酸欠状態に。

例えるなら「密室でたくさんの人が呼吸する」ような状態で、頭痛やめまい、意識障害を起こす可能性があります。

密閉空間でメタンが増えると、空気中の酸素が減って窒息する可能性があります。

地下工事現場で換気しないと、意識を失うこともあるんですよ。

また、大量に吸い込むと、頭痛や吐き気が起こります。

実際にカリフォルニアのガス漏れでは住民が「めまいがする」と訴えた事例があるんです。

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メタンガスの危険性は?

メタンガスの最大のリスクは「爆発」

結局のところ、メタンガスは危険なの?ってところが気になりますよね。

メタンガスは「爆発」と「酸素不足」の2つの面で危険なんです。

特に密閉空間では一瞬で状況が変わるので要注意ですよ!

メタンガスは空気と混ざると5%の濃度で爆発し始めます。

大阪万博会場では、地下の電気設備でこの濃度を超えたことがあるんです。

火花が散る工事現場だと更に危険ですよね。

ただし屋外では濃度が薄まるため、万博会場のような開放空間では心配しすぎなくて大丈夫なようです。

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過去のメタンガスの爆発事例は?

過去には工事現場や地下施設でメタンガス爆発が起きています。

メタンガスは「見えない爆弾」になり得ますが、換気と火花対策で防げます。

大阪万博会場の連続事例

2024年3月にトイレ工事中の火花がガスに引火し爆発。

床が破損する衝撃でしたが、幸いけが人は出ませんでした。

さらに2025年4月のテストランでも高濃度ガスが検知され、消防が出動する騒ぎに。

ごみ処理施設の事故

排水ポンプ室の配管工事中、アセチレン溶断の火花がメタンに引火し爆発。

作業員が火傷を負う事故が起きています。

汚水から発生したガスが原因でした。

温泉施設の爆発事故

東京の温泉施設でガス漏れが発生し爆発。

詳細は不明ですが、地下からのメタンが関与した可能性が指摘されています。

1980年の静岡駅前地下街爆発

1980年に静岡駅前地下街で起きたガス爆発は、メタンガスと都市ガスの漏洩が原因で2度の爆発が発生。

15人が死亡し223人が負傷した大惨事でした。

最初の爆発は地下の寿司店で発生。

湧水処理施設にたまったメタンガスに火花が引火したんです。

この爆発でガス管が破損し、都市ガスが漏れ出しました。

2回目の爆発は、漏れた都市ガスが地下街全体に広がり、ビルの上層階まで到達したため。

爆風が障害物にぶつかる「乱流現象」でエネルギーが増大し、周囲100mの建物が被害を受けました。

事故当日はお盆の土曜日で買い物客が多かったことが被害拡大につながりました。

地下街に駆けつけた人々がパニックになり、二次被害も発生したんです。

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まとめ:【大阪万博】メタンガスとは簡単に言うと?臭いや人体への影響は?

2025年大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、4月13日から夢洲で開催されます。

最先端技術や国際交流を体験できる一方、会場が埋立地であることからメタンガスの発生が課題に。

メタンガスは有機物の分解で自然発生する無臭のガスですが、酸素不足や爆発リスクがあり、過去には工事現場での爆発事故も起きています。

万博会場では、ガス濃度の24時間監視や換気設備の強化で対策を実施。

地下工事では火花を避ける厳重な管理が行われ、過去の静岡地下街爆発のような被害を防ぐ仕組みが整えられています。

メタンは地球温暖化の原因でもありますが、エネルギー源として活用する研究も進む「二面性」を持つ資源です。

万博は「未来社会の実験場」として、環境技術や安全対策の進化を体感できる機会。

夢洲の歴史的課題を乗り越え、持続可能な社会を考えるきっかけにもなりそうですね!

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